大阪から流山そして、また明日には宇実お姉ちゃんはお兄ちゃんの実家がある大阪へと
一緒に行くわけで、本当に毎年のことながら、大変なことだと思うよ。
でもね、そういうなんというか年始のご挨拶というのはやはりけじめのようなもので、大事なんだろうな。
お正月ではなくて少し時期をずらして1月の中旬辺りに、どこか全員集まってホテルで過ごすという企画も
考えてはいたけれど、今年はパパが本調子じゃないし、いずれにしても無理なお話となった。
来年のお話をすると鬼が笑うっていうけれど、来年こそはどこかで温泉につかってゆっくり過ごすというのも
いいんじゃないのかな？
たまには趣向を変えてみるのもいいよね。
僕はその時どうするか？
いいよ、お留守番するさ。
ちょっぴり寂しいけれど、いいよ。
もう僕は大の大人だものね。
平成20年1月2日の水曜日。
いつものように宇実お姉ちゃん達は年末からお正月元旦にかけては各々の実家で
過ごし、今日はお兄ちゃんが大阪からこちら流山まで飛行機でやってきた。
「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。」
お互い年頭のご挨拶というわけだ。
普段はなかなかお兄ちゃんはお仕事が忙しくて来られないからね。
せめて、お正月だけでもという気配りだ。
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪ ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？
