夢をかなえるゾウ

平成20年5月24日の土曜日。
今日は朝から雲ひとつない快晴だった。
でも、これで、午後から雨が降るだなんてね、信じられないよ、まったくね。
最近のお天気はどうなってんだろうね。
昨日なんてね、３０度を超えたんだよね。
夏日どころじゃないね。猛暑？酷暑？うん、少し大袈裟ではあるけどさ。
しかし、まだ５月だよ。異常気象だよね。

異常と言えば、中国四川省の地震災害は本当にひどいことになっているね。
どんどん死傷者が増え続けている。
小学校の建物がいかに手抜きされていたかが、この地震で判明した。
元々四川省は高山地区で、学校もようやくできたような所とはいえ、それにしても、万が一の災難を考えると
とてもしてはいけないようなご法度を政府はしている。
幼い命、尊い命をなんと心得る！
「ハハーッ！」
水戸黄門様のあの例の場面を僕は思い浮かべてしまった。

まだまだ教訓はたくさんあったけれど、後は興味のある方は本屋さんに直行してね。
別に宣伝しているわけではないけれど、実は教訓の中にね
「人の成功をサポートする」っていうのがあったんだ。
だから、僕もすぐに実行さ。
みんながこの本を読んで何か刺激を受けるといいなあってね。

そうそう、
「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」なんていうのもあったっけな。

うふっ　　まま、気が付いたかなあ？
ままができそうなことの方ができそうにないことの方よりも二つ多かったってことを。
ガネーシャさま、わても夢がかなえられるやろか？

うふふっ　ままがまずできそうなことを僕が当ててみようか？
ままの性格は僕が一番知っているような気がするしね。

ひとーつ　　　「運が良いと口に出して言う」
ふたーつ　　　「夢を楽しく想像する」
みーっつ　　　「お参りにいく」
よーっつ　　　「その日頑張れた自分を褒める」
いつーつ　　　「毎日感謝する」

次はできそうにないことを言ってみる？まま、どうする？恥ずかしい？

うん？いいの？じゃあ言うよー
ひとーつ　　　「やらずに後悔していることを今日から始める」
ふたーつ　　　「食事を腹八分におさえる」
みーっつ　　　「決めたことを続けるための環境を作る」

冗談めかして言ってる場合じゃないよね。
でもね、こうでも言わなきゃね、僕は何を言い出すか分からないからさ。
これは歯止めだ。

もっともっと生きて、もっともっといろんなことしたかったよね。
楽しいことがまだまだいっぱい待っていたのにね。
巨大な国で、いかに統括が大変なのかは僕も少しは分かるけれど、でもね、基本的なこと、根本的に最低限やらねばならないことって、
あると思うんだよね。
僕は悲しいよ。悔しいよ。
なんの手助けもできなくて・・・
せめて、命を亡くした方のご冥福をお祈りするしかないけれど・・・ぶつぶつ

こないだの日曜日にままはパパに勧められて「夢をかなえるゾウ」（水野敬也著）を手にした。
関西弁をしゃべるゾウの神様ガネーシャがある日、若き男性の部屋に住みつき、毎日ユーモアーを交えながら、人生の成功の秘訣
のような名言を教えるという物語だ。
そう、このようなというのがくせ者だ。
人生訓ではあるけれど、この面白過ぎのこんな神様っているの？と思うほどの、逆に最悪ではないかと一瞬思ってしまうほどの
ゾウの神様ガネーシャが述べる珠玉の言葉の数々に、ままはうーんとうなったり、笑いだしそうになったり、大変だったようだ。
というのは、ままは電車の中で読んだからね、吹き出すのを我慢しなければならなかったというわけさ。
軽く読めて、ちょっとバカバカしくもなるけれど、だけど読後感はとても爽やか。
「ようし、この中の一つでもいいから、初めてみようかなっ」て、ままが思わず口ずさんでいるのを僕は聞いてしまった。

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？