ビックリシャックリのままのお誕生日　その２

まま、とってもいいコメントだね。
感心することばかりだよね。

「コメ・スタ」さん、ままはお蔭様で、元気なって「コメ・スタ」レストラン
さんから帰って来ました。
「ありがとうございました♪」

お食事の間に、撮っていただいた写真を使ってカレンダーまで頂いた。
そして、これはお願いしたんだけれど、その日に使ったテーブルクロス
いや、ペーパーもいただいちゃったんだよね。

パパ、まま！
結婚記念日、ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪
そして、まま、お誕生日ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪
いい記念になったね。
ままはパパにピンクゴールドダイヤのリング＆ネックレスももらったんだよね。
ままは何かパパにあげたの？
まま・・・しーん・・・しーん・・・
だって、いつもパパは欲しいモノってないよーって言うんだものー
まっ！いいかっ！
素晴らしい１日にかんぱ～い♪

結婚して何年になるんだろうね。
それこそ、普段は忘れているけれど、1年に一度こうして、
確かめ合うことって、いいかもしれないね。

そんなことをパパとままは感慨深げに語っていると、突然
お隣の席で大きな声で「Happy♪(*￣ー￣)ノ”iiii Birthday♪」を
オペレッタ風、つまりカンツォーネで唄い始めた。
『ああー、ひょっとして、笑い転げるってこれだったのねえー』
ままはそっと思った。その時は言葉に出して言えなかった。
それどころではなかったみたいだ。
お隣の席の方達は母娘のような感じだったけれど・・・分らない。
まだこの時間は、席はそんなに埋まってなくて、このコーナーは
まま達とそのご母娘らしき方達だけだった。
スタッフさん5人に囲まれて、お腹から思いっきり出したような
お誕生日のお祝いの歌はそれは素晴らしく、それこそままはお腹の
底から感動してしまった。
全然笑い転げるどころではない。
ままは、逆に涙がでそうになったくらいの感激を受けたそうだ。

前のページで言ったでしょう。
ホスピタリティー溢れる接客ぶりのことを。
つまりはそういうことなんだよね。
そういう目標を常に心がけているから、スタッフさん達はあんなに
素晴らしいんだね。

イタリア料理といえば、ワインが主流だけれど、日本酒が大好きな
パパには、「特別に大吟醸を用意しておきました」とニコッと笑顔で
おいしい日本酒が運ばれ、またビールが大好きなままには
生ビールが運ばれた。

「そうなんだよ。実はお食事もさることながら、このイベントが
魅力的なんだよね。」パパはつぶやいた。

パパとままはスタッフさんが唄い終わって、娘さんらしき方が、
蝋燭を「ふぅーっ！」て消し終えた後、思わずパチパチって
一緒になって拍手した。
「素敵な企画ねえ。いいわ～♪私にもこれをやってもらえるのね。」
ままは、いつかな？いつかな？って、期待していた。

さあー、フルコースの始まりだよ。
全ての素材を地元で仕入たお料理の数々・・・
なんと心のこもったおもてなしなんだろうね。

実は「コメ・スタ」は当初は、イタリアのウンブリ州オリビート地方の
家庭料理を提供するイタリア料理店としてスタートしたそうだ。
しかし、郊外立地ということもあり、ディナー帯の客単価も高い
ということが分り、何か良い策はと練った結果、生れたのが
地元の食材だった。

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？

メインデッシュはパパには鴨肉のロースト、そして、ままには
烏賊と海老のソテーだった。
撮り忘れたケーキをカメラに納めようとままがカメラを向けると、
その様子をいち早く察したスタッフさんはすばやく消えた蝋燭を
素早く灯してくださった。

その雰囲気はまるでここのレストランはイタリア料理店では
あるけれど、小説が大好きなままは、まるでフランスの
プロヴァンス地方の家庭的なレストランにいるみたいっ！って、
そう思ったそうだ。
勿論、プロヴァンス地方になんて行ったた事なんてないんだよ。
だけど、イメージが勝手に膨らんでいてね、そんな感じがしたそうだ。

「コメ・スタ」さんのHPではこんなことも述べている。

Restaurantとは？
フランス語でレストランとは気力を回復するという語源がある。
芸術文化を生み、生命活力源をと提供する場である。

食事とレストランの意味合い
食事という文字は「人を良くすること」
レストランとは「レスト（休憩）」「ラン（走る）」と書く。
明日の精神的生命活力源をたくわえ、お客様が元気になって
帰ることを願う。
山で例えるなら「峠の茶屋」
ライフステージステーにのワンシーンに「コメ・スタ」は生甲斐を
感じているのだと・・・

あのね、コメ・スタっていう意味はね、イタリア語で「目上の人への
挨拶で、お元気ですか？という意味なんだって。
まま、元気になった？
うん、元気になったわよ。とってもね。

「コメ・スタ」さんのHPによると・・・
日本語に直すと「米・星」と書くことができ、米は主食で大地を意味し、
星は宇宙をさす・・・
また、おもてなしの基本になるのは、
「ニコニコと明るい笑顔」
「ハキハキと快活で」
「キビキビと情熱的な動き」
「Please&Thank you」謙虚さと感謝の気持ちであるかどうかなのです。
とあり、それはまた、「品性と品格」にも言い換えることができる。

と、そんなことが、書かれている。
いい言葉だよね。

それが効を発し、逆に地域活性化にもつながり、お客の人気を
呼んだのだろうね。
なにせ、「野田市だけではなくて、「流山市の一本んねぎ」
とか、「柏市のかぶ」とか、「我孫子市のイタリア野菜」等々、
全てが地元のお野菜なんだもの。
これって、受けるに決まってるよね。

あのね、このフルコースも実は特別メニューなんだよ。
ままは、お肉が嫌いだからね、お肉のメニューは全部魚介類に
変えてもらったんだ。
だから、パパがお肉の時はままは魚介類というわけさ。

お目当ての釜焼きピッツアが運ばれてきた。
大好きな４種のチーズが乗せられている。
とても薄くて「これこれこれよねっ！」ってままは大喜び～♪
釜焼きといえば、ピッツアが有名だけれど、ここでは
スパゲッティにも釜焼きスパゲッティメニューがあるんだ。
珍しいよね。
お店のど真ん中にドデーンと釜が置かれていて、お客さんも
見ることが出来る。

しばらくすると、生演奏が始まった。
今日は第３土曜日だから、ジャズ＆カンツォーネピアノライブ（飯塚功）
かと思ったら、変更があったのか、クラリネット＆ピアノジャズライブ
（飯塚功・石川）だったようだね。
コメ・スタのスタッフのエンターティメントプロデューサーでもある、
桜井克氏が今日のお誕生日の面々に蝋燭を灯したケーキを掲げ、
タイミングよく順番に席を訪れ、時折Happy♪(*￣ー￣)ノ”iiii Birthday♪
を他のスタッフと共に唄う声が鳴り響く。
桜井氏は昨年の１０月に北イタリアのヴェネスト州ポルデーノ市と
アッツァーノデーモ市の２箇所の教会大聖堂での演奏会に招かれた
くらいのプロ級だ。
その度に客席では全員で拍手の波が押し寄せる。
お客とスタッフとの全員のハーモニーである。
一体感に包まれてしあわせ気分だ。
今日1月20日のお誕生日の方たちばかりとは限らないのだろうが、
多分でもそれに近い日に生れた人たちばかりなのだろうね。
だから、尚更一体感が生まれ、盛り上がるのかもしれないね。

いつだろう？いつだろう？って、内心待ち望んでいたままの
順番がいよいよやってきた。
一番遠い客席からだって、大きな声が聞こえてくる、桜井さん
初めスタッフの方々の声を耳元でマジカに聞き、ままは更なる感激で
胸いっぱいになった。
パパはひょっとして小恥ずかしいかも？
笑い転げるかも？って言ってたけれど、とんでもないっ！
ままは泣きそうになった。
ズズズーンって心に響いたらしい。
「パパ、ありがとう♪宇実ありがとう♪」
ままは感謝の気持ちでいっぱいになった。