お姉ちゃんの落書き

今日はままがお散歩をしながら、そんなことを話しかけたから、
僕の表情もなぜかしら深刻だね。

ではお色直しに一発ご披露～♪
実はね、宇実お姉ちゃんからままに似顔絵が送られてきた。
お姉ちゃんがお勉強をしながら、落書きをしたそうな。
お姉ちゃんは、一応大学院まで進んだけれど、ここ1年、
他の分野のお勉強を始めたんだ。
東京の大学だからね、最近は帰省する回数が増えているんだ。
だから、僕の顔を直接見ることも多くなって、僕のことも大分
分ってきたようで、とっても嬉しい。
宇実お姉ちゃんは先住犬のロビンお兄ちゃんのとの付き合いの
方が長いからね。
僕のことを印象付けるのに、僕は大変なのだ。

だって、それって記憶の問題でしょう。
時々遊びに来るおばあちゃんのことだって、僕はしっかり
覚えているからさ。
ワンコの記憶力もバカにならないと思うけどな。

人間の育児書でもそうでしょう。
ある時代にはスパルタ教育がいいって言うし、ある時代には
ゆとりが大事だって言って、緩くなっちゃうしね。
そうさ、ままが最近その本の広告で見たように、しつけなんて
いうものは時代によっても、また学者によっても「さまざま」だと
いうことだよね。
世の中何が一番正しいんだろうね。
でもね、これだけは間違えてはいけないよね。
「善悪の判断」これだけは間違いがあってはならないことだよね。

ワンコは人に絶対噛み付いてはいけないってこと。
他にもたくさん、僕らが守らなければいけないことって
あるけれど、基本的に人やワンコに迷惑をかけちゃいけない
ってことだよね。
だから、放し飼いはダメだし、ノンリードなんて絶対許される
べきではないって僕は思うよ。
糞のことだって、僕らは、後始末といえば、シュッユッシューって
後ろ足で砂をかけることしかできないから、飼い主さんがちゃんと
拾うか、土に埋めていいような場所だったらそうして欲しいしね。
ということは、僕らだけじゃなくて、飼い主自信の心がけも大事だ
ということなんじゃないのかなあ。

しつけってなんだろうね？

でもね、パパは違うよ。
わざと僕を前に行かせるんだ。
並んで歩いていると、急に車が向うから来たときに、避けようとして
何度も僕の足を踏んづけたことがあるからね。
だから、もうそういうしつけなんてものはや～めたって、この頃は
僕を先に行かせるんだよ。
だけど、僕はどうしていいか分らなくなってしまう。
だって、パパの時は先に、そして、ままの時は並ぶor後ろなんだもの。
ところが、このところ、ままは僕が先に行ってもなんにも言わない。
まま、なんで？って僕は聞いてみた。
そしたらね、ままが言うには・・・
このところ、新聞の出版社広告蘭で、何冊か、作者は違って、
出版社も違っているけれど、「ワンコはしつけで育ててはいけない」って、
書かれているのを見つけたんだってさ。

似顔絵は二枚られてきたんだよ。
本当は最初の絵だけだったけれどね、ままが是非送ってよ～って
頼まれたものだから、おまけに、もう一枚描いたそうだ。
ままは、それらを見て、うーん、これは同じサイズだし、アニメに
出来るかもって、試してみた。
大成功～(#^.^#)
ままはほくほく顔だ。
どれどれ～僕にも見せて～
ほんとだあー！面白いね～(#^.^#)
僕はよく舌を出して笑っていることが多いからね。
特徴をよくつかんでいるよねー
お姉ちゃん、僕はとっても嬉しいよ～♪
ほんとにほんとにｖ(*^ー^*) ありがと♪

平成19年2月4日の日曜日。
窓を開けると何が見える？
昔、北原白秋の詩かなにかで、こんな詩があったのよねえー
ままは、お散歩をしながら、こんなことを僕に話した。

僕のお家の窓からは、田んぼが見えるし、林も見えるね。
当然ながら、其々、窓から見える景色って違う訳で、面白いものだねって、
つくづく思った。

今日は昨日よりも気温は高そうだけれど、少し風があるね。
やはり、冬なんだね。
少し風が吹くと冷たくて、身体が冷える感じだ。

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？

それらの本を買って読んではいないけれど、まあ、それも
一理あるなって、思ったそうだ。
どちらが先に行こうと構わないじゃないのって、そう思った
そうだ。
それにね、これはパパがよく言うことだけれどね、僕らが
何か悪いことをしたり失敗したりした時に、その場で叱らなければ
犬は忘れているからダメだなんて言うけれど、それは
おかしいよねって。
いたずらをしたら、覚えているはずだよって。
まあ、僕は自信がないけれどね。
条件反射という言葉があるでしょう。
だから、結構覚えているような気がするけどね。

でもね、これくらいの風なんて、なんてことないさ。
僕は吹き飛ばされそうになったけれど、両足で踏ん張って
前へ押し進んだ。
上の写真が正にそうだって言いたいけれど、これは違うよ。
これはね、ままが「さあっ、ハッピー行くわよ！」って言われたけれど、
もっとクンクンしたくて、こんなあられもない格好になったのさ。
結構、僕も最近主張をするようになってきた。
初めてやしのみ家の仲間になった時とは大違いだ。

ワンコは、飼い主よりも先に行ってはいけないって、ままは僕が前へ
行こうとすると、リードを短くして、ままと並ばせようとする。