心よりお見舞い申し上げます

パパ達が遅い昼食を済ませた後、おばあちゃんは俳句仲間のお友達の家へ、パパに車で連れてって
もらい、僕はままに待ちに待ったお散歩に連れてってもらった。

昨日の雨がまだ残っていて、水たまりが多い。
まさか、そこをじゃぶじゃぶなんてはしないよ。
いくら1日おきにシャンプーするようになったからって、そういう野暮なことはしないつもりだけどさ。
時々、僕は失敗して、草むらに行こうとして、ぬかるんだりする。
今日は成功したよ。

ままは日差しが強くなった春ころから、お散歩の時には必ず手袋をしている。
どうしても手が焼けるからね、紫外線避けにとちょっとおしゃれな黒い手袋をしているんだ。
ところが、ままは相変わらずのドジだからね、何度も手袋を落とすんだ。
実は今日も落としてしまった。
はて？どこで落としたんでしょう・ハッピー知らない？って、ままはひとりごとみたいに、
僕に聞くけど、僕はそんなこと知らないよー
ハッピー　ちょっとターンターン！って、ままがあわてて僕に声をかけた。
仕方ないなあーもうー　
多分あの辺りだと思うわー
あったああー！
そうなのさ。
ままは分かっているんだよ。
だって、いつも同じパターンなんだもの。

まま、やっと日記が追い付いてきたね。
いつもかめさんだからねえ。
今日の出来事を久しぶりに今日、いやもう今1時12分だから、17日になったけれど、
気持ちがいいでしょう？
気持はいいけれど、今日の出来事は悲しい出来事だった・・・

全国各地の台風被災者様および新潟県中越沖地震被災者様の皆様方が早く元気を出されて、
そして1日でも早く復旧することができますように・・・

被災者の皆様、心よりお見舞い申し上げます。
やしのみ家一同より

平成19年7月16日の月曜日。

台風一過。
今日は久しぶりに良いお天気だった。
今日は思いっきりお散歩できるなあーと朝から期待していたけれど、パパとままは今日は巣鴨へ、
お墓参りだった。
二番目のお姉ちゃんの命日だからね。
まま、お休みで良かったね。
いつもだったら、僕はひとりでお留守番だけれど、今日はおばあちゃんと一緒だったから、ちっとも
寂しくなんかなかったよ。
でもね、10時を少し回った頃に地震があったんだ。
ゆらゆらーっとしたから、すわっ！地震かって僕はサンルームの屋根付きわんこ小屋の中へ
かけこんだ。
おばあちゃんも心配して僕の様子を見にきた。
おばあちゃんは年なんだから、本当は僕の方がおばあちゃんのことを心配しなくてはいけないのにな。
僕は臆病者だからな・・・反省。
パパやままは大丈夫だったのかなあ？
パパ達が帰って来たのはちょうど1時ころだった。
帰るなり、おばあちゃんは地震があったでしょう？って、聞いていた。

一ケ所寄り道をしたから、お寺に着いたのが10時20分くらいだったというから、ちょうど地震があった
直後だったらしい。
地震があったのはちょうどお寺へ向かって歩いている時で、全然気がつかなかったようだ。
お寺へ着いた時、お寺の釣鐘がまだ揺れていて、社務室でテレビを見ていた執事さんから地震の
震源地は新潟で、新潟の柏崎市、長岡市、長野県飯綱町が震度6、東京で震度4、千葉で震度3だと
いう詳しい情報を知り、もうパパとままはびっくりだった。

つまりね、僕がうんぴとかするでしょう？
その時に手袋を一旦取るんだよね。
そして、そのまま外したこととを忘れてポトンなのさ。
それが、すぐ気が付かずに、しばらく歩いてから気がつくからさ、やっかいだってわけさ。
それが手袋の場合はまだいいいけどさ、こないだなんて、今まで下げていたうんぴ袋が
いつの間にかなくなってさ、あの時も今来た道を後戻ったんだったよね。
まあ、見つかったからいいようなものの、これってとても恥ずかしいことだよねえ。

実は法華宗の総本山は新潟にあるんだ。
3年前の新潟地震では被害を被っている。
今回は大丈夫だったのか、心配で執事さん達はテレビに釘付けだったちというわけだ。
でも、今回は少し外れていて、新潟県中越地方を中心に強い地震があったと知り、少し胸を
なで下ろしたのだった。
でもね、だからってもちろんのこと、他人事ではないわけで、3年前にあったばかりなのに、こうして
続けて大震災に出くわすなんて、と皆心配していたそうだ。
台風が過ぎ去ったかと思うと、今度は大地震。
世の中どうなってるんだあ！
まさに天変地異とはこのことだね。
天も地も狂っている。
大体、こんなに文明が発達しているというのに、どうして、地震のこととなると、分からないことが
多すぎるのかなあ。
天気予報みたいに、地震予知ができるといいのにね。
早くそうなって欲しいな。
海底にしてもそうだけど、地下系の方面はなんで遅れているかというと、電波が届かないことが
ひとつの原因らしい。
ひょっとして、浦島太郎じゃないけれど、大きなお城があって、そこには未知の生物がいるかも
しれないね。
宇宙人じゃなくて、なんて呼ぶんだろう？
単純明快、海底人？

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？