大体いつもお散歩の時間って決まっている。
だから、会う人やわんこも同じことが多い。
でもね、今日は僕は初めて１９歳になるわんこに会ったんだ。
１９歳のわんこに会うのは初めてだ。
人間の年で言うと９２歳だよ！すごいよね！
とても１９歳だなんて思えないほど、しっかりしているんだもの。
今日は調子がいいほうだからって、飼い主さんは話していたけれどね。
歩き方は遅いけれど、それでもちゃんと歩いているもの、すごいすごいって、僕は何度も
振り返って見てしまった。
僕はいくつまで生きることができるんだろう？
最近のわんこは寿命が長くなったといってもね、人間に比べると本当に短いからね。
でもね、先のことを心配しても仕方ないよね。
今、このひと時が大事なんだよね。
でも、火事って怖いからね。
これで、ほんの少しでも災害が少なくなれば、いいよね。
火事と言えば、「火事場の馬鹿力」という言葉があるでしょう。
今朝だったか、ラジオで川に落ちて溺れている弟を助けようと飛び込んだ姉の方が亡くなったというニュースが流れてきた。
ままが、「助けようとした人の方がなぜか亡くなるのよね、悲しいことよね。」とパパに話した。
パパは「そうだね、きっとレスキュー隊が駆けつけた時にも、助けようとした人は泳げると思い、どうしてもその溺れている
人を重要視するから、そういう点も影響しているのかもね。」と言う。
「うーん、それもあるかもしれないけれど・・・助ける人が全て泳げるとは限らないわよね。
火事場の馬鹿力で、自分が泳げないことを忘れて愛する人を助けようと思わず行動するというケースもあるわよね。」とまま。
「そうだね、無我夢中で助けようと飛び込んだりするんだよね。」とパパ。
悲しい事件が朝に報じられると、なんだか暗い気分になってしまう。
さーて、お散歩に行こうかな。
気分一新、きれいな空気を思いっきり吸って、森林浴さ。
少し、気分が落ち着いてきたような気がするよ。
これって、小技の内に入るかなあ？
僕ってさ、本当に何もできないんだよね。
まあ、だからって、別に落ち込んでもいないけどさ。
ペットって家族に似るっていうけれど、そんなところはきっとままに似たに違いない。
マイペースのままにね。（笑）
今日はね、パパ達は、電気屋さんに行って、火災報知機をやっと買ったようだ。
消防法で、既存住宅知の火災報知機の設置が全国で義務付けられたそうだね。
ここ、流山では、熱報知機はまだ義務化されていなきけれど、煙報知機の設置は５月いっぱいで
取り付けなければならないとのことで、音声付きのお知らせをしてくれる、火災報知機を購入した。
この際だから、この地区では義務化はされていないけれど、熱報知機の方もお台所に取り付けるように
したようだ。
本当は全室に取り付けると安心だけれど、出費のことを考えて、とりあえず第一段階ということで、
最低限買い揃えたというわけだ。
それでも、合計４個だからね、かなり費用はかかったようだよ。
今日頼んで２９日には設置してくれるとのこと。
もっと先になるかと思っていたけれど、早くて良かったねえ。
アメリカではこの火災報知機を取りつけることによって、かなり火事による被災者が少なくなったとの
ことだけれど、でもね、煙感知機が感知するのはかなりモクモクとなってからとのことらしいから、
本当に大丈夫なのかなあって、僕は少し心配だよ。
平成20年4月27日の日曜日。
僕はさあー。お散歩は好きだけどさあーその前に必ずお洋服を着せられるんだよね。
普段お家の中にいる時には裸ん坊なのにさ、お散歩をすると、草が身体にくっついたり、毛がからまったりするからね、
まあ、仕方ないんだけどさ。
このお洋服を着る時って勇気が必要なんだよね。
でもね、お洋服を着ないと、お散歩に行けないからさあー
最近パパは、お散歩に行く前に黙って僕のお洋服を持って僕のことをじーっと見つめるんだ。
僕は気になってしょうがない。
あのお洋服を着なければお散歩にはいけないんだよね・・・どうしようかな・・・
さんざん悩んだ挙句、僕はパパのそばに近付いて、お洋服を自分から着るんだ。
つまり、自分からお洋服に首を突っ込み、手を袖に自分で入れる。
そうすると、パパは大喜びで「ハッピー、お利口さんだねえ～♪」って褒めてくれるけどさ。
ままは明日お仕事に行ったら明後日はまたまたお休みだ。
いわゆる飛び石連休ってことだけれどね、いよいよゴールデンウィークに突入だ。
でもね、今年のゴールデンウィークは少しさびしいね。
ままはゴールドではなくて、これじゃあシルバーだわって、がっかりしている。
後半は５月3日～.6日まで四連休だから、いいけれどね。
お休みが多いのはいいけど、後が大変だ。
お仕事のしわ寄せがこわーいそうだ。
連休前に決算を仕上げたいなってままは希望的観測を述べているけれど、果たしてどうかな？
僕がお手伝いできるといいのにね。
僕の役目は、せめて「いやし」ということで、まま許してね。
あの１９歳のわんこをまた思い出した。
飼い主さんはもう75歳くらいのおじいちゃんだった。
おじいちゃんは「今日はご機嫌で調子が良くて・・・」って言っていたっけな。
僕が年を取るということは、パパとままも年を取るわけだよね。
いつまで「いやしのわんこ」でいられるかどうか分からないけれど、僕は生きている限り、
パパやままのことを見守るつもりだからね。
今日はちょっぴりしんみりしてしまったね。
でもねたまには寿命とかそういうことを考えることって大切なことなんじゃないかな。
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪ ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？
