平成19年6月30日の土曜日。
昨日、こないだの皮膚病の詳しい結果が出た。
あーあー やっぱり駄目だった。
1週間培養液に浸かった僕の毛は、紫色に変化していた。
ということは、細菌性の皮膚炎だということが判明したのだった。
原因としては、やはり草に付着している菌から、もらってきたらしい。
良い予感だといいけれど、こういう悪い予感って、いやなものだ。
そうならなければいいのになって、思っても悪い方に悪い方にどうしても考えが行ってしまう。
ままは、参加メンバーの皆さんに泣く泣く悲しいお知らせをした。
「残念です!行けなくなりました・・・」って、パソコンを打つ手も悲し気だ。
表情って言うけれど、手の表情ってあるんだね。
ままの指はしばし止まる。
だってね、その後先生はこうもおっしゃった。
「当分、他のわんこちゃんには触れないように」ってね。
そうだよね。移るといけないものね。
人間の世界みたいに、法定伝染病なんてものではないけれど、伝染の恐れがあるわけだからね。
その時に出たお薬は痛み止め。
痛み止めを飲んでも治まらない時は、もう一度いらしてくださいと言われ、戦々恐々としていたけれど、
その内いつの間にか治っていた。
その頃は特に、お仕事が忙しくて、大変な時期だったから、やっぱり、原因はストレスだったのかも
しれない。
そうなんだ。そういうこともあるからね。だから、僕はやめたよ。
その内きっと治るさ!って、信じることにしたよ。
お友達と会えないのはとても寂しいけれど、ぐっとぐっと我慢の子。
すこしだけ覚悟ができていたからね、僕はすぐに気を取り直したよ。
くよくよする方が身体に悪いのよって、ままからも言われたしね。
病気っていうものは、ストレスが一番の元凶なんだってね。
ままの、会社での出来事なんだけれどね、体重が何の減量もしないのに、この2か月くらいで、
5キロも減った人がいた。
これはおかしいと病院で詳しく検査をしてもらったけれど、どこもこれといって、
悪いところが見つからなかった。
要するに、原因不明だった。
結局はストレスがたまっているのでは?ということで、片づけられたらしい。
そういえば、ままが半年ほど前のこと。
胸が痛むので、「うん?これは乳がんかっ!肺がんかっ!」って、あわてて検査をしてもらったことが
あったけれど、その時も結局なんともなくて、「これは肋間神経痛でしょう。ストレスからこういう症状が
出ることがあるんですよ。」と、言われたことがある。
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない?厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ?
ひょいっ!大丈夫だった、良かったあ~♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん?そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ!ハッピちゃん、可愛い~♪ ハッピーポッターだあー!♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん?僕って今注目されてるの?
僕のお鼻は真っ赤っか
となかいさんみたいに真っ赤っか
僕のお鼻はハゲハゲだ
誰が見てもつるつるさ
でもね、僕は泣かないよ
みんなに早く会いたいから
みんなと早く遊びたいから
だから、僕はがんばるよ
いい子に言うことよく聞いて
お薬だってごっくんと
いやいやしないで、一気飲み
うん?一気飲み?
そうさ、僕は上手だよ~
パパが褒めて
ままが褒めて
僕はますます有頂天
お調子者の僕になり
ちょっと大げさなふりをして
パパとままは大笑い
早くよくなれよくな~れ
ぶつぶつぶつぶつおまじない
元気にな~れぶつぶつぶつ
みんなの声が聞こえたよ
みなさん、ありがと おじぎした
パパは気になっていることを先生に尋ねた。
来週末にわんこの集まりがあるのですが、参加してもいいかどうかという質問だった。
「ダメです、ダメです、この皮膚病は他のわんこに移る可能性がありますから、いけません。」
先生からは即、こんな言葉が返ってきた。
あーあー 楽しみにしていたのになあー
来週末は7月7日で、七夕さまだ。
だから、僕はお友達のパピちゃん達の可愛い浴衣姿が見られるなって、それは楽しみにしていたんだ。
仕方がないね・・・