ほんのり香るオーデコロン。
そのオーデコロンの香りも、いろんな香りがある。
まずは最近僕が使い過ぎの「反省」そして、「正義」「誠実」「正直」「思いやり」「親切」等々。
かかげれば、いろんな香りがある。
オブラートで包んでも、すぐ溶けちゃうよね。
時間が経てば消えちゃうよね。
そのいろんな香りのオーデコロンと自分の体臭と合った香りが新たに生まれる香りだ。
香りと言うものは臭いもの同士では臭いものしか生まれない。
例えば臭いものでも、いい香りと合わせると、一段といい香りに生まれ変わることがある。
香りがいいかｌらって、もっといい香りと合わせたらどうか？
それが、1+1+αになるとは限らないから不思議だ。
良さそうに思える香りでも相手次第。
そうかあー 僕はわかったぞ！
反省も正義も誠実も正直も思いやりも親切も、みんなみんな本物でないといけないってことなんだね。
そして、僕自身も、もっと素直に自分を見失わないようにいつも自分を見つめていき、自分と仲良くお付き合い
するように、するよ。
自分を卑下するばかりではかわいそうだもの。
勿論自信過剰もいけないけれどね。
ほんのり香るオーデコロン。
素敵な香りを身に付けたい！
そうさ、僕は今日も生きている。
平成19年8月26日の日曜日。
反省と言うオーデコロンを付けていれば安心というものでもない。
このところ、反省ばかりだけれど、これって安楽的なことなのかもしれないって、ふと思った。
反省すればいいってものじゃない。
良い子、悪い子、普通の子の内の僕はどの子なのか？
良い子ぶるだけで、見かけ倒しは禁物だ。
何がいけなかったのかを前向きに見つめなければいけない。
後悔ばかりしていても、進展はない。
というわけで、今日から僕は僕なんだと、自分を受け入れることにした。
ひょっとして居直りか？
我慢ばかりしていても、委縮しちゃうからね。
自分が自分でなくなるような気がするんだ。
このところ、シャンプーばかりしているせいか、抜け毛も多く、またダマもできやすくなっている。
清潔になるのはいいけれど、毛のためにはあまりよくないようだ。
このダマというのが曲者で、パパやままがこのダマに少しでも触れようものなら、僕は電気が走ったみたいに、
敏感にその部分に反応する。
「ハッピーったら、毛にも神経が走っているの？」って、ままはぶーぶー文句を言う。
そうだよ、だってダマってさー、毛がもぞもぞって集まっているわけで、少しでも引っ張られると、全身に
響くんだよ。
だから、今日なんて僕はもう我慢なんてしやしないさ。
少し僕は怒ってみせたんだ。
こんなこと、今まで一度だってないよ。
でもね、僕は僕だから、もうある程度は自分を出すことに決めたんだ。
痛い時には「痛いっ！」って言っても許させるんじゃないかってね。
だから、「うっー！」て一瞬のことだったけれど、うなったんだ。
そうしたら、ままはもう驚いて「ハッピーどうしたの？」って、いつまでも僕のことをなじるんだ。
まま、どうしていつまでもそんなこと言うの？僕だってうなりたいときもあるんだよ。
我慢ばかりしていると、ストレスがたまるでしょう？
そうしたら、病気になるかかもしれないでしょう？
ちょっと僕はままを脅し過ぎたかなあ？
あれっ！反省しているのかなあ？
いや違うよ、これも僕なんだ。
思いやりとか、優しさとかはきっと僕は持っているのに違いない。
自分のことがまだまだよく分かっていないんだよね。
結局、僕にも悪いところもあれば、良いところもあるってことなんじゃないかな。
良い子ぶっていると、本当に疲れるんだよね。
だから、伸び伸びとできなくなってしまう。
いつもすぐシュンとなってしまう。
もっと、自分の良いところを探しだすように、今度から僕はすることにしたよ。
ままは、そういう僕の強い意志を感じたかのように、しばらくすると、もう何も言わなくなった。
そうして、僕のことをじーっと見つめて、ハッピーも強くなったわねえーって、感慨深げに
ぼそっと言った。
いつまでも弱虫じゃあ、つまらないよ。
色んな病気と闘わなければならないんだから、それこそ、もっともっと僕は強くなるぞっ！
欲を言えば「強さ」の中には「ほんわかした温かい心」っていうのがあって、それがうまく調和する。
それが僕の理想なんだ。
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪ ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？
