そういえば、宇実お姉ちゃん達がまだ小さい頃のお話だけれど、お茶碗を割ったことがあって、その時のままの
対応とパパの対応は違っていたらしい。
ままは、短絡的だから、お茶碗自体を割ったという不手際にがみがみ怒り、パパは「怪我はしなかったの？大丈夫？」
という気遣いの方が先だった。
ままは穴に入りたいほど恥ずかしく、反省したようだ。
人はハプニングの時に咄嗟にどのように行動するのか。
普段の心がけというものが、きっとこう言う時には自然に出るんだね。
ちょっとパパを褒めすぎだったかな？（笑）
ねえ、パパ、明日はパパがお散歩に連れてってくれるんだよね。
だって、ままは足が痛いものねえー
あっはっ 僕ってゲンキン？
パパもままも実を言うともっと抵抗があるかと思っていた。
でもね、思ったよりもすんなりと体は受け入れてくれたようだ。
勿論、時々吸いたいなあーって思うらしいよ。
でもね、その前にダメダメって、心の中で誰かさんがささやくらしいよ。
人間って不思議だね。
二重人格とか多重人格とかいう話を聞いたことがあるけれど、まあ、そこまではいかなくとも、心の中にいい人と
悪い人と二人いつも存在しているのかなあ。
そして、時々どちらかが強くなっていいことをたくさんしたり、たまに悪いことも誤ってするのだろうか。
ともかくも、喫煙は身体に良くないから、止めることができて、本当に良かったな。
平成20年4月12日の土曜日。
たんぽぽが咲いてからというもの、僕はいつもあの栗林が気になって、ままにせがんで連れて行ってもらっている。
早く地主さんに会わないと困っちゃうな。
不法侵入なんだものね。(^_^;)
ままはきっと疲れているのかな。
今日ね、夕方からパパとままはまたカラオケに行ったんだ。
ままの喉も以前に比べるとすこ～しだけ良くなったみたいだ。
というのも、パパが大病をして退院した日、つまり１２月２５日から、ままは喫煙をやめたんだ。
パパも勿論入院中に止めたしね。
もう、かれこれ、今月で丸４ヶ月になろうとしている。
多分お酒が入っていたせいもあるのだろうけれど、ままがねお手洗いに行った帰りに、段差に気付かずに
ころんでしまったんだ。
そう、思いっきりスッテンコロリンとね。
ちょうど通りがかった若い女の子のグループの中の一人がままの手を取り、起こしてくれた。
とても優しいお嬢さんで、カラオケのお部屋まで付いてきてくれたそうだ。嬉しいね～♪親切だね～♪
年を取ると、その場ではあまり感じないけれど、（それでも、一人で起き上がることができなかったわけだから、
すごいころびようだったわけだけれどね）、だんだん足が腫れてきて、帰りはもうパパにぶら下がるようにして、
痛いのなんのって、大変だったみたいだ。
ままは、なんでトイレに段差なんかあるのよーって、一人で八当たりしていたけれど、要するにままの
不注意なんだものね、、まま、いい加減年なんだからね、ようく注意しなきゃだめだよ。
このまま禁煙できるといいね。
煙草を止めるとね、肺をきれいにしようと身体が自然に働いてくれるようで、なんだか痰が今までより出たりして、
まるで隅々の臓器の大掃除をするみたいなんだってね。
「ああー、体がきれいになってゆく～♪」ってパパもままも実感しているようだ。
ああー、お話が逸れてしまったけれど、そうそうカラオケのお話だったよね。
喉を使わないとやはり声も出なくなる。
まして、煙草を吸っていては喉も潰れてしまう。
というわけで、最近パパとままはカラオケに励んでいるわけだけれど・・・
それはいいことなんだけれどね・・・
この１年の間に何度怪我をしたことか・・・
節目っていうのは本当に何かと起こるものなんだね。
それだけ、大事な年だってことなんだろうな。
確かそういうお話は前にもしたよね。
何度も繰り返すっていうのは、やはり要注意だよ。
せっかく楽しいはずのカラオケだったのに、ままの不注意でパパにも迷惑をかけていしまい、ままは
しょげていた。
でもね、パパは頭を怪我しなくて良かったよって言ってくれたって・・・
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪ ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？
