お散歩の写真は今日はない。
まあ、いつも同じような写真だからさ、たまにはお家の中での僕の様子もいいかな。
今日の写真は白黒でままは加工したみたいだね。
僕は体毛は白黒だから、そんなに目立たないかもね。
明日はままは遅くなるようだね。
会社の創立記念日のお祝いだそうだ。
久しぶりに飲むからきっと遅くなるかな？
でもね、あまり酔っぱらうとまたままのことだから、すってんころりんってころぶんじゃないかって僕は心配だよ。
段差にはほんとうにご用心だよ。
平成20年4月13日の日曜日。
ままの足は昨日よりも腫れてきて、一歩一歩踏みしめるようにしてままは歩いている。
階段の上り下りがとても辛そうだ。
階段って上る時よりも降りる時の方が負担がかかるんだね。
一見上る時の方が辛いかなって思うけれど、ようく考えてみるとなるほどねえ、これって重力に関係があるのかなあ？
筋肉や関節に荷重がかかるってことなのかな？そういえば、以前那須に行った時に、ままはちょうど風邪気味で
階段を上る時に今にも死にそうだったって言ってたことがあるけれど、あの時は息切れして呼吸が止まりそうだったでしょう？
上る時は循環器系に負担がかかり、下る時は関節系に負担がかかるということなのかなあ？
なんだかよく分からないけどね。
よく分かっていることは、ままは今日は一歩も歩くことができそうにないってことかな。
というわけで、昨日の僕の予測通り今日はパパにお散歩に連れてってもらったよ。
このところ、パパとままはお休みにはまとめて録画した映画を観ることが多い。
というのは、普段の日はままがすぐ途中で寝てしまうんだよね。
２時間なんて決して持たないからさあ。
ソファーの上でころ～んと寝てしまうんだよね。
まあ、それは年だから仕方ないのかな。
最近凝っているのは伊丹十三監督、宮本信子主演の映画シリーズだ。
今日は「スーパーの女」と言う映画を観ていた。
ままは一度一緒に観たことがあるでしょう？と言い、パパは全然記憶にないと言う。
結局、これはとても面白かったからもう一度見ましょうって、ままもパパと一緒に観始めたというわけだ。
途中でままはパパに「ねえー、思い出したでしょう？この場面？」と何度も聞いていたけど、そのたびにパパは「いいや」と
首を振る。
もういい加減ままもあきらめればいいのにね。
何度も聞くんだものーおかしくって、僕は大笑いだったよ。
「なるほどね、何度観てもこれは面白いわ～♪
全部のスーパーがこのように誠心誠意やってくれると、消費者は安心なのにね。
荒唐無稽な場面も多々あるけれど、うんうんと頷く場面も同じくらいあるわよね。
こんな店長さんが実際にいたら、楽しい職場になるでしょうねえー
ねえー、あなた、ところで、思い出した？観たことあったでしょう？」
んもうっ ままったら、かなりしつこくない？
ひょっとして面白がってる？
「観ていないよー でも、別のを観たかも？」
んもうっ パパったら「スーパーの女」はまだシリーズは出てないでしょう？
さ～てね、どちらの記憶が正しいのやらねえ～？（笑）
そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪ ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？
