大空を見上げてごらん

情けないことだわー
ままはがっくりだ。
まあ、その内思い出すかもしれないよ。
その代り、引き出しの整理整頓をしなくてね。

整理整頓といえば、パパは僕のお家の小さな庭にたくさん草が生えてきたので、先週は草むしりをした。
小さな庭でも結構生えるものは生えるんだよね。
当たり前だけどさー　
生えると言えば・・・なんだか話が飛んでばかりだけれど、CMで流れている映像でままは気持ち悪く
なる映像があるそうだ。
髪の毛の薄い方への宣伝で、頭ではなく、額に毛の束が生えて、それを引っ張るシーンだ。
どうもあれはいけない。
あれは気持ち悪くていやだわーとままがパパに言うと、パパはすかさず、
「かといって、頭部でやってみても、本物の毛と区別がつかないでしょう、それじゃあ意味ないからね。」ともっともな
答弁をされてしまった。
テレビの映像は受け身だから、いやだったらチャンネルを回せばいいんんだけどね。

同じニュースやＣＭでもテレビ媒体ではなく、新聞となると、これは能動的に行動するので、
読みたい部分だけを抜粋することができる。
まあ、テレビも放送局を選ぶ権利はあるけれど、CMというのはどのチャンネルも同じような
ＣＭがジャンジャカ流されていて、飛ばす暇もない。
知らない内に網膜に残像として残っていることがある。
ある意味ではこれは怖いことかもしれない。

情報にも多々あるが、最近インターネットの悪影響による多発事故が問題になっているようだ。
日本の各地で「硫化水素による自殺」が増えていることも、その一つだ。
何と何を混ぜれば何になる。
あえて、そのモノの名前を明記するのはやめるけれど、こういう化学式を含む製品は身近に
すぐ手に入るわけで、ではその情報はどうやってと、つきつめれば、インターネットが悪いという図式が
出来上がり、よもやインターネットは大悪人と化す。
あまりインターネットがいけないんだいけないんだと声高に言われると、インターネット好きなままは
なんだか自分が責められているような気分になるらしい。
また、他にも、未成年の犯罪者が好きだったのは、ゲームだった、などということにしても、
ゲーム好きのままにはとても耳が痛いわけで、しかし、だからといって、そうだそうだとはとても
納得できかねるお話なのだそうだ。

平成20年4月19日の土曜日。
今日は、パパとままは二番目のお姉ちゃんのお墓参りに出かけた。
毎月のことだからね、もう僕は御留守番は平気になったよ。
しかも、ほとんどは午前中には戻ってくるし、そしてすぐに僕をお散歩に連れてってくれるからさ。
お決まりパターンってわけさ。
予報では雨だってから、実はどうしよかしらねって、パパ達は迷っていた。
お天気になって良かったね。

ところでね、ままはこの日記に書こうと思ったことがあって、八丁堀の駅の階段を上がったところで、
忘れないようにキーワードをメモした。
そして、会社に着いた頃には、もっと詳しくメモしようと思っていたのに、すっかり忘れてしまって、さて、今日思い出しましょうと
一生懸命手帳とにらめっこしてみたけれど、一向に記憶が戻ってこないそうだ。
そのキーワードとは・・・
「八丁堀の階段」「嘘」「たわいもない」「NTT DOCOMO」
四つものキーワードがメモされているのに、今のところ全然思い出さないそうだ。
確かメモした日はちょうど雨が降っていたから、傘を持っていたし、書きにくくて、詳しく書けなかったのよねと、
そこまでは思い出したのだが・・・

なんでも何かのせいにしたがるのは実によくないとままは「かんかん」だ。
どうしてすぐ真似をしたがるんだろう。
おかしな世の中になったもんだっ！てね。
だいたい、死ぬのになんで人を巻き添えにするの！ってね。
救助しようとした人間が巻き込まれ、また同じ共同住宅の住民までも巻き添えとなり、
言語道断でじゃないのっ！てね。

毎回、本や映画のお話になってしまうけれど、ままはが今週読み終えた本は「メディアの砦」
（真山　仁著）だ。
巨大メディアの内実を暴いた鋭い視点の物語だ。
これはどこのテレビ局のことを描いているのかなと思いながら、ままはどんどん惹き込まれていった。
これはフィクションですと断っているけれど・・・
実はこんなことも実際あり得るかもねと思うのは勝手だからね。
どう読もうと勝手なんだよね、そうなんだよね。
感受性ってなんなんだろうね。
願わくば、その人の成長につながればこれにこしたことはないけれどね。
一つのことでも、感じ方は多種多様。
神様はどうして人間を作ったんだろう。
どしてわんこを作ったんだろう。
いずれにしてもみんな生物は生きるために必死なんだよね。
一部の人を除いて・・・
自殺なんていけないよ。
もっとやることいっぱいあるよ。
大空を見上げてごらん～♪鳥がさえずり、唄っているよ～♪
楽しいことが待っているよ、きっとね！

そして、いよいよ僕のお気に入りになった、この写真だよ。
大きなトランクの中には分厚い本が立てかけてあった。
そして、僕はその中に入るように言われた。
あーっ、ままが大好きなご本があるよー
でも、これってちょっと小さくない？厚みもあるし、。。僕は入れるかなあ？
ひょいっ！大丈夫だった、良かったあ～♪
次に、トランクに手をかけるように言われた。
そーっとかけてみた。
なるほどねえー・・・うん？そばにきれいなお花も置かれたよ。
「あらっ！ハッピちゃん、可愛い～♪　ハッピーポッターだあー！♪」
見ていた皆が口を揃えて言っているのが僕の耳に入ってきた。
うん？僕って今注目されてるの？