九州旅行その4

お土産も買ったし、後は駅まで送ってもらうだけねえと玄関に戻ると
おかみさんが「ご結婚40周年、おめでとうございます。
これはほんの気持ちです」と、お土産を頂いた。
素敵な日本てぬぐいだった。
食事中に係りの方とちらっとお話したことを、しっかり心して
くださったのでしょうか。
なんという細かい心遣いなのでしょう。
嬉しさで胸いっぱいになりました。
「お世話になりました。」
リピーターになるには少し遠いのが残念ですが、きっとまたねと
思ったことでした．

こちらでのメインのお土産は中でもやはり柚子胡椒。
たくさん注文するので送ってもらうことにした。
しかも、朝食の最中にその話をしたら、食べている間に早速隣接している
売店「鍵屋」に連絡をして下さり、とても助かった。
そういうわけで、時間も少し取れて、朝食後に「鍵屋」にも顔を出すことが
でき、先ほどの山椒ちりめん他お土産を買うことができたのだった。

いつもホテルや旅館に泊まると出来る限り、アンケートには答えることに
している。
しかも、なるべくていねににコメントを入れることにしている。
その方が旅館の為になると思っての事。
今回もそういうわけで、気になったことは案内がなかったこと、しかし、
その後の応はとても良かったことも付け加え、お料理がおいしかったこと
等々を正直に意見した。

平成23年8月15日（金）

昨夜は食後に温泉に入って、例のおにぎりをしっかり食べて早目に就寝した。
というのも二日目は早々に長崎へと向かうからだ。
9時7分発の「特急ゆふ」に乗り鳥栖で乗り換えて11時15分発
「特急白いかもめ」に乗り長崎まで行く。

7時に朝食を特別にお願いした。
少しゆとりが欲しいものね。

早起きをして、朝のお散歩だ。
お部屋の真下に見えた外の景色は今朝はテーブルにかかって
いた真っ白なテーブルクロスが取り払われ、また新たにきれいな
クリーニング後のクロスに取り替えられようとしていた。

うん？これは霧なの？
かすかに朝霧が漂っていた。

お腹だけではなく態度も大きかったのか、我ら夫婦はリピーター
と間違えられ、レストランと湯船の案内を係り員は忘れてしまったようだ。
そう言えば、どこなのかしらねえ？
案内書を見ればいいわね-
とこちらはまた太っ腹、文句も言わず、探す。
載ってた載ってた～♪
まあ、普通は載っているわよね～

まずはお食事。
その際に案内を忘れてしまった係り員は即座に「申し訳ございま
せんでした」と謝った。
その後の対応は素晴らしく、そんなの関係ない！と気分は上々！

さて、今宵のお食事のメニューは？
あれっ！カメラを忘れたわ！
八ミリ担当の主人にやむなくカメラの方もお願いした。
なぜか主人はカメラも持参していたのよね～
良かったなあ～もう～
きっといつも忘れっぽい私の為に用意万端整えているとか？（笑）

うーん、そうですねえ～と一旦躊躇するが、せっかくのご好意を無にする
のもと、おにぎりにしていただいた。
帰りに渡して下さるのかと思いきや、レストランの出口で一緒にお部屋まで
お持ちしますと言われる。
まあ～すみません！と恐縮した。
なんという心配りか！
食べられないと思っていたおにぎりはしばらくすると、なるほど
小腹がねえ～（笑）すんなりとお腹に収まりましたよ～
おにぎりには胡麻が振られ、中には梅干しが入っていたし、なんとなく
食指がね～という感じかな。
しかもお漬物まで添えてあり、すごいわねえ～と又うなる。

ところで、話が前後するがお肉が嫌いな私は勿論上左上のフイッシュ
メニューでした。
確か甘鯛の煮付けだったと思います。
もう！頼りないんだから！
自分に怒ってどうする？

九州一泊目は湯布院　亀の井別荘だ。
運転手さんガイドさんは玄関前まで送ってくれ、インターホンで係りの方を
呼び出して下さった。
まるで、お殿様とお姫様になった気分。
番頭さんらしき方がお出迎えだった。

なるほどねえ～
実はこの旅館は妹夫婦が以前宿泊したことがある旅館で、とっても
良かったからとお勧めの旅館だった。
感じがいいわ～♪

かなり贅沢な料金ではあるけれど、めったにこんな機会はないしね、
張り切って太っ腹になりましたよ～
あらっ！元々大きなお腹ではありますけれどねえ～（笑）

画面が少しおかしいけれど、これは実は翌日の朝の写真で、霧が出て
いたので、レンズが水滴で汚れたようです。

夜旅館に着いた時に撮るのを忘れたしまったのよね。
こんな感じの古い感じの由緒ある旅館という風情です。

やはり早起きは気持ちがいいものだ。
特に自然がいっぱいの金鱗湖をお散歩して心も体も洗われるようだった。
これじゃあ朝から食欲もさぞかし湧くことでしょう。

案の定、昨夜の反省は遠のき、朝からめいっぱいマタマタ頂いて
しまった。
熱いもの以外はバイキング。
ごはんとお味噌汁と玉子焼きとめざしはタイミングよく運ばれてきた。
バイキングにあっためんたいこが殊の外おいしく、ひょっとして売店で
売っているのかと聞いたところ、残念！置いていないと言う。
しかし、柚子胡椒と山椒ちりめんは売っていたので、購入した。

隣接している金鱗湖に出てみた。
ああーっ！何これはっ！

すごい朝霧だ。
今の季節にこういうことってあるの？
時期的に確か無理だっていう話だったわよねえ～
なんとラッキーなことか！
旅館の方に尋ねると、今日はお客様は本当に幸運ですよ。
この時期にはめったに見られませんからねとのこと。

うん？良い行いをしてきたかな？（笑）

しかし、せっかくのお料理もあまりものおいしさに撮るのを忘れて
しまい、散々足る結果に！

一つ一つのお料理の量も多くて・・・
そうでしょう？
左の写真は鮎の塩焼きですが通常一匹だと思うのですが、
二匹もありました。
多いなと思いながらもついついおいしくて食べてしまいました。
他のお品にしても量が多く、だんだんお腹が膨れて最後の方の
メニューはほとんど手がつけられず、「ごめんなさい、もうお腹が
いっぱいになってしまって・・・」と謝る始末。

そうすると夜中に小腹が空くといけませんので、ご飯をおにぎりに
致しましょうか？ときた。。